hiroki blog

1993年生まれ。会社員兼小学生ドッジボールチームのコーチ。小学生の頃からドッジボールを始め、一度は離れたものの紆余曲折あり、再びドッジボールと関わることに。

矛盾した練習メニュー

どうも、hirokiです。

 

子どもたちに理想の選手像と、そうなるためにどんな練習が必要だと思うか訪ねたときのこと。

 

普段アタッカーをやっていない子が、速いアタックの打てる選手になりたいと言った。

その目標はぜひ大事にしてもらいたいと思い、どういう練習をする聞いてみた。

彼はキャッチボールの短い時間で思い切り投げる練習をすると言った。

確かに、それは有効だ。だけど、それだけで足りるかな?と尋ねてみた。

彼は悩み、なかなか答えが出せないようだった。

普段アタッカーをやっていない子がアタックのスピードをあげることは

難しいと、彼も気づいていたのだと思う。

なぜ足りないのか、彼に訪ねてみた。

時間が短いし、キャッチボールはアタックではないからだそうだ。

そしたら、どういう練習をしたらいいだろう。

もう自分の中で答えはでているんじゃないかな?と尋ねた。

彼は頷いた。

なぜそれをやろうと思わないのか尋ねると、アタッカーじゃないから。と答えた。

 

アタッカーになりたいのに、アタッカーじゃないから練習ができない。

そんな馬鹿げた環境を作ってしまっていた。

この時初めて、これまでの指導方法に間違いがあったことに気づいた。

アタッカー以外がアタックの練習をすることを否定していないが、

練習メニューをきっちり決めているため、その時間が取れていなかった。

 無意識のうちに子どもたちを私の作ったルールで囲ってしまっていた。

 

その後の練習からすぐに、彼にアタックの練習をする時間を作った。

他にも同じような子がいたので、その子たちにも同じように時間を作った。

全ての時間をそのために使わせてあげれるわけではないが、

全体練習をやっている中で一人ずつぐらい抜けて、2,30分程度時間をとってあげれた。

その少ない時間で、彼らは一生懸命アタックの練習をしていた。

その目は、とても輝いていた。

明らかに彼らの中の何かが変化したのがわかった。

そのほかの練習メニューにも、生き生きとした状態で取り組んでいた。

 

彼らがアタッカーになれるか、理想の自分にたどり着けるかは彼ら次第だが、

あの姿を見れば誰もがなれると思うだろう。

 

コーチングを始めて、子どもと一対一で対話することで私自身の気づきと成長にも繋がった。