先日、手伝いに代価を払う仕組みを導入した話しを聞きました。
手伝い自体はよくやってくれるので、手伝いをさせるために、というよりかは、せっかく手伝ってくれてるから、きちんと評価してあげようと始めたようです。
評価基準は、
・早さ
・質
・助かり度合い
これらを加味して、10円から30円の評価をする。
手伝いの内容は、最初に親の方からいくつか提示したみたいですが、二人兄弟に対しては少し少なく感じたようで、
子どもたちの方から、
あれも手伝えるよ!
あ!これもやってあげる!
と次々とお手伝いが追加されたようです。
5,6個だった項目が、倍にまで増え、
子どもたちは稼ぐ気マンマンだったみたいです。
こうやって自分たちから手伝える事を探してもらえるのは、とても嬉しいことですね。
これだけでも、導入してよかったと思えそうですが、もう一つ面白い話がありました。
それは、意外と自分たちから、30円の評価を出さないことです。
1番評価が高く、お小遣いも貰えるのに、
これくらいじゃ、30円じゃないな。とか。
ちょっと上手くできなかったから、10円でいいよ。とか。
稼ごうと始めたはずなのに、自ら質を求め始めたようです。
面白いですよね。
そう言われると、いやいや、ありがとう。じゃあ、20円にしよう!ってなったりするとかw
子どもたちの素直さと、だからこそ評価されるとこ。
小さな家庭での話ですが、社会に出ても同じような法則は働いてる気がします。
もちろん、結果がそぐわないと評価されないのはありますが、素直だからこそ評価したくなるし、もっとこうしてくれたら、評価できるよ。と伝えたくなったり。
素直さは、誰もが持っている強力な武器ですね。