私の読んだ本、読みたい本

自分の読みたいと思った本、読んだ本について紹介します。

などらきの首(澤村伊智)

こんにちは!


本日紹介したいのは、澤村伊智さんの「などらきの首」です。

まずは、この本のご紹介。

「などらきの首」は、作家澤村伊智さんによる不思議で幻想的な物語です。この作品は、日本の昔話や伝説をベースにしながらも、独自の世界観と深い哲学が織り交ざった作品となっています。

物語は、主人公が遭遇する謎めいた存在「などらき」を中心に展開します。などらきとは、人間の願いや欲望を具現化する存在であり、彼らの存在は人々の人生や運命に深い影響を与えます。読者は、などらきの不思議な力と出会いながら、現実と夢の狭間で揺れ動く物語に引き込まれることでしょう。

澤村伊智さんの繊細な筆致と独特な文体は、読者を異世界へと誘います。彼の描写は鮮やかでありながら、人間の複雑な心情や喜怒哀楽を繊細に描き出しています。読者は、などらきという存在との交流を通じて、自身の内なる願望や迷いと向き合うことになるでしょう。

「などらきの首」は、澤村伊智さんならではの幻想的な世界を堪能できる作品です。読者は、現実と夢、善と悪、人間の欲望と癒しの探求といったテーマに触れながら、哲学的な考えにも立ち返ることができるでしょう。

ぜひ、「などらきの首」の不思議な世界に足を踏み入れ、澤村伊智さんの独特な文学の魅力に触れてみてください。あなたを心揺さぶる冒険が待っています。

 

私の感想としては、子供時代の怖いもの見たさを思い出したな。と感じました。

子ども時代の怖いもの見たさを思い出す。

なぜ、後悔しかないのに怖いものに興味があったのか。

怖いという事はなんとなく悪いことのような恥ずかしいことのような怖いと言ってはいけないと思っていたけれど、怖いということが正しい場合もあるのだと思わされた。

また、澤村伊智作品の主要人物の過去を知れる作品だったので、澤村伊智さん作品に興味を持った方は是非読んでみていただければと思います。